JKNWTLocalLaw
ノースウェスト準州のローカルルール(運転編)
昼間も常時ヘッドライト点灯
ヘッドライトを点けておくと、かなり遠くからでも視認できるため、道が真っ直ぐで距離感の掴めない道路では事故防止にとても効果があります。
カナダでは同ルールを条例で定めている地域が多いのですが、ノースウェスト準州では道路交通法にて定められているので不点灯は処罰の対象になる。
主な理由は対物・対動物の事故防止です。
不審車は中を確認すること
この場合の“不審車”とは「路上で故障停車していると思われる車両」。
街を離れるとこの準州では携帯も無線もほとんど通じないので、故障や事故が起こっても、当人達は自力で助けを呼ぶ事が出来ません。
意識が無ければすぐに危険な状態になりかねないので、後続車は中の人の安否を確認する義務があります。
厳冬期、交通量の少ない道路で故障車を見つけたのに無視して素通りしまった場合、次に通過する車の運転者がが確認した時には、中の人が凍死している事もあり得ます。
充分に準備をしていても事故は起こりますし、それが生死に直結しかねないのが極北の怖いところです。