Phtographers
極北の撮影者たち Photographers in Arctic
極北の動物と大地に魅了され、あるいはオーロラの輝きに心を奪われた、アラスカ、カナダの極北地域で活躍するカメラマンたちを紹介します。
(紹介はおおよそ生年順)
星野道夫 (ほしの みちお)
探検部で活動していた大学在学中、写真集で見たアラスカの風景に興味を持ち、ホームステイをしてひと夏過ごす。卒業後、アラスカ大学に入学。アラスカを中心に本格的に撮影活動を始める。
グリズリーやカリブーなどの野生の動植物やオーロラなどの風景、そこで暮らす人々の生き生きとした写真が注目され、1990年、木村伊兵衛写真賞を受賞。活動が更に広がる。
1996年8月8日、テレビ番組の取材のために滞在していたロシア・カムチャツカ半島南部で、ヒグマの事故により死去。享年43。
残された写真は、現在でも人々を魅了し続けている。
http://www.michio-hoshino.com/
※星野さんはアラスカが活動の拠点で、イエローナイフでの撮影経験はないそうです。ですが、極北地域についての著書が豊富で、その内容はこのサイト全般の参考資料になっているため、こちらの写真家紹介ページで本人紹介をしています。
田中達也 (たなか たつや)
1956年愛知県生まれ。
医療ソーシャルワーカーとして精神障害者のケースワークに従事。その後、自然写真家として独立。身近な自然から風景・オーロラと幅広いジャンルを手がけ、繊細で力強い独創的な作風を特徴とする。
オーロラと風景を組み合わせた一連の作品は海外からも高く評価され、カメラ誌・アウトドア誌・カレンダーなど多くの媒体に作品を発表している。
2004年のテレビドラマ「ラストクリスマス」(織田裕二・矢田亜希子)で使われたオーロラ映像は彼の作品である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
坂本昇久(さかもと のりひさ)
1964年生まれ。東京都出身。
1991年、カナダ・ユーコン準州で初めてオーロラを見る。それ以来オーロラに魅せられ、写真の世界へ。オーロラを初め、壊れやすい極北の自然や野生動物にも興味を惹かれ撮影を続けている。好きな被写体は透明感のある風景と手付かずの荒涼とした大地。1枚を残すためにバックパックを担いで、山の奥深くまで分け入っている。
http://web.me.com/auroraphoto/Aurora_Photo_Gallery/Home.html
高坂雄一 (たかさか ゆういち)
カナダ ブリティッシュ・コロンビア州ニューアンイアンチ、先住民族の村に在住。
1990年からオーロラの写真を撮り続けている。イエローナイフ(ノースウェスト準州)やホワイトホース(ユーコン準州)にも住んでいたことがあり、極寒地でのオーロラ撮影方法に精通している。
2002年より「カメラマンと行くオーロラ鑑賞・撮影ツアー」を毎秋・冬に催行し好評を博している。また、カナダ西部のことなら辺境地までも詳しい。
http://www.blue-moon.ca/
川合麻紀(かわい まき)
横浜生まれ。彩り写真家。
「The colors of nature」をテーマに自然風景を中心として撮影取材を行っている。爽やかでやわらかい描写を得意とし、アフリカ、カナダ、セイシェルなどの自然・動物、国内の風景や花etc...などをメインに撮影。現在ではネイチャー以外の被写体でも、独特の色表現で川合ワールドを展開中。
写真展多数。2005年、2008年「趣味悠々」(NHK)に出演するなど、アマチュア指導でもわかりやすい指導で定評がある。
http://kawaiphoto.cocolog-nifty.com/blog/
内野志織 (うちの しおり)
1974年東京生まれ。
1999年単身オーロラ撮影の為カナダへと渡り現地で働きながら2007年まで撮影中心の生活を続ける。
現在は拠点を日本に移し写真展、講演会、雑誌への発表などの活動を行う傍ら撮影に没頭する。またオーロラ以外にも心を奪うすべてのものにカメラを向け【自分の頭に描かれる理想的な写真】を撮る事を目的に活動中。
http://www.lapisnight.com