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fieldname is not setted fieldname is not settedさん、こんにちは。

イエローナイフの治安について(その2)

先ページのように、イエローナイフの治安は今のところ、オーロラ旅行者には安全です。
しかし実際には
『現在は安全。でも将来的には分からない』
という部分も抱えています。

このページは、このあとも『懸念されていた事件が発生させない』ために作成されました。

オーロラ情報局に寄せられる質問の中で気になるもの

オーロラ情報局では様々なお問い合わせをいただいています。
その中で、質問形態は違いますが一定の割合で来る質問があります。
それは
『一人で街の中でオーロラ鑑賞の出来る場所はありますか?』

実はこれ、現在ツアーに係わったていたイエローナイフ住民には、大変心配されているんです。

街での独自鑑賞は有効?

一見、街でのオーロラ鑑賞は予算面や鑑賞時間の自由から、希望される方が毎年一定数います。

ですがオーロラ情報局では通常、オーロラ旅行者には街での独自鑑賞をあまり勧めていません。
これはもともと、鑑賞成功率の低下や鑑賞時間の不自由さ、効率の悪さのためでした。

しかし近年は「治安の問題」を最重要の問題として、お勧めしていないです。

メリットよりも、ディメリットの方がずっと大きくなってしまいました。

オーロラの独自鑑賞と〇〇の意外な関係

何が問題になるのかを一度整理しましょう。
まず、「オーロラの鑑賞に適した場所と時間」を考えてください。
すぐに思いつくのは

  • 街灯の少ない場所
  • 車の通りの少ない場所
  • ある程度開けた場所or高台
  • 深夜以降(夏だと暗くないといけないので)
    といったところになると思います。

では次の問題です。
北米ではほとんどの地域で、人目の付く屋外でお酒を飲むことが禁止なのですが、先住民は昔から外でお酒を飲みたがります。
次に大変残念なお話ですが、イエローナイフにも現在はドラッグ売人が入って来ていて、毎年取引量が増えていると予測されています。そして今までドラッグ処女地だったので、対策が後手に回っています。
上記のことなどにより、現在のイエローナイフでは大喧嘩と性的暴行が増えてきています。

そこで問題ですが、性的暴行が起きそうな場所と時間を考えてください
どうなりますか?

  • 街灯の少ない場所 ← 人目に付きませんものね
  • 車の通りの少ない場所 ←パトカーからは離れていたいですよね
  • ある程度開けた場所or高台 ←それだけ暗い場所ということでもあります
  • 深夜以降(夏だと暗くないといけないので) ←当然ですね

↑こうなるんです。
残念ながら、見事にオーロラの街中独自鑑賞の条件と合致してしまうんです
幸いにも今はまだ旅行者に被害は起きていません。でも、これだけ条件が同じなのですから、このまま続けば必ず発生します。

深夜以降の時間は(条例により)飲み屋が閉店するので、街をうろつく酔っ払いが多くなります。
そして、性的暴行は当然、深夜から明け方にかけての時間帯に集中しています。
そして場所ですが、多いのがフレイムレイクトレイルのダウンタウン―新市街の区間。日中は運動や通勤路になっている所で被害が頻発しています。

それから先住民の酔っ払いで(アル中で)お酒を売ってもらえないorお金がない人は、ソーダ水にリステリンや芳香スプレー(メチルアルコールが原料のもの)を混ぜて酒代わりに飲むのですが、これをやる場所は人目に付かない高台など。
遭遇するとトラブルになるのは目に見えています。

以上の事により、オーロラ鑑賞を独自で街中ですることは勧められなくなりました。

本当に場所を考えて行わないと、思わぬ被害に遭う可能性が十分にあります。
海外で深夜に旅行者が街や郊外を散策して、今まで被害がなかったのがラッキーだったというべきなのかもしれません。

実際に街の人のあいだでも
''「夜間の人通りの少ない場所の一人歩きは避けて当然」''
になってきています。

更に懸念される問題

「俺は男だし歳も食っているから大丈夫」と言う方もいるかもしれません。
実は問題はこれだけではなく、男性の方が話を大きくさせる可能性を秘めているんです。

オーロラ旅行者では顕著ですが、年配の男性ほど手持ちの機材に高価なものを使っている方が多いです。
想像してください。
『そんな人が、上記のような助けを呼んでも誰にも声が届かない場所に、少人数で来ている・・・』
という事が知られてしまったらどうなるかを?

現在、街の人達は「オーロラ旅行者はみんなツアーに参加しているので夜は街にいない」と思い込んでいます。
ですから、こうした人を標的にした強盗は現時点では居ません。

でも、
『そんな金目の物をいくつも持ったカモが一定数、深夜に街の周りをウロウロしている』
のが分かってしまったら・・・?状況は一変してしまうでしょう。

以上2つの事を、ツアーに係わっていた住民は大変心配しています。
こちらの予防措置がしっかりしていれば今まで通りの「旅行者に安全なイエローナイフ」であり続けられますが、一度現在の関係が崩壊すると、旅行者狙いの犯罪がどっと増えてしまうでしょう。

そしてこの問題に関しては、街の警察も行政も恐ろしく無知で鈍感です。
このトピックを記事にするにあたり、資料を求めるためとこの危険性の説明のために警察や行政を巡りましたが、すべてが暖簾に腕押し状態でした。
各当局の返答を要約すると「事件が起きてないものに対策も何もない」だそうです。

つまり、『誰かが被害に遭うまでは野放し状態』という事です。

被害があれば多少のパトロール強化はあるかもしれませんが、実際には情報がない(この時点ではなぜ事件が起きるのかは警察・行政には分からない。私は伝えましたが何の申し送りもしてもらえず)ので有効な手段にはならないでしょう。

対策を考える機会が設けられるのはおそらく実際に立て続けに被害者が出て始めてから。そして方針が決まって実際に対策が取られるのはさらに後になります。
でも、対策を取ってもらって効果があるかは別問題です。住民が被害に遭っている性的暴行については、結局今も防ぎ切れていません。

ご自身のためだけではなく、今後の旅行者のため、オーロラ鑑賞地のためにも、安全なご旅行を心掛けてください

くれぐれもご自身が当事者にならいように、安全対策を取ったご旅行を心掛けてください。

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