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fieldname is not setted fieldname is not settedさん、こんにちは。

イエローナイフの治安について(その3)

では、トラブルを起こさないための具体的な対策をご案内します。

手荷物管理などはどちらかと言うとイエローナイフよりも他の旅行地域で重要ではありますが、街によって対策レベルを変えるのは意外に難しいので、カナダ全国の旅行向けにまとめました。

手荷物管理

懸念されるトラブル:強盗、スリ、置き引き、ケチャップ強盗

  • 体から離れた場所には置かない
  • 後ろ掛けしたバッグに財布やカメラを入れない
  • 飲食店で椅子などに掛けておかない

この三つは守りましょう。また、場所を構わず財布を大きく開けるのも不用心ですから、開ける前に大丈夫な場所かを考えましょう。
観光地や大都市では旅行者が狙われます。現地住民に比べて現金を持っている可能性が高いからです(カナダの大部分はカード社会なので、財布に現金がほとんど入っていません)。

ただ、実はイエローナイフの住人がこれを徹底していなかったりします。

先日、お店で若い女性が後ろ掛けにしたカバンから財布を取りだして支払いし、またカバンに戻してカバンを後ろ掛けにしていて私がビックリしました。
他の都市では『そんなことしたら「盗っていいよ」言っているようなもの!』と注意される行動なので、やはり通常の生活においてはイエローナイフはかなり安全なんだと再認識しました。

また、ホテルのランクや立地にもよりますが、大都市ですとホテルの部屋でも「貴重品をお部屋で出しっぱなしにしないでください」と案内されるところはカナダでも意外に多いです。
心配な方は、貴重品は全てスーツケースに入れて、鍵をかけておくようにしてください。チェックアウト時の「うっかり忘れ」を防ぐ効果もあります。

イエローナイフではこのトラブルは殆どありませんが、やはり財布や貴金属類はしまっておくことをお勧めします。

荷物管理

懸念されるトラブル:置き引き

「スーツケースを置いておいたら無くなった」という事が起きます。

イエローナイフの旅行者トラブルでは一番起こる可能性があるのがこれで、数年に一回程度発生しています。
当たり前ですが、目の届かない所に置きっぱなしにしないでおきましょう。
ただ、大きなホテルなどですとポーターサービスが基本のところもありますから、その際はホテルの案内に従ってください。「全部自分で運ぶ」ことは、ホテルによってはかなりカッコ悪い事ですし。

避けるべき区画・お店

懸念されるトラブル:喧嘩、恐喝(カツアゲ)、窃盗、強盗、麻薬法違反

基本的に、怪しいお店や飲み屋には怪しい人が来る可能性が高く、ターゲットにされて他の場所まで移動したところでトラブルに遭う可能性があります。

やはり、「観光客=(自分たちよりは)金持ち=現金所持者」のイメージは強いですから、怪しそうなところには行かないのが最良の選択です。
実際、お店によってはドラッグ売買の温床になっているケースがあります。

イエローナイフの場合は「単に古いお店が怪しく見えているだけ」と言う場合もあります。
逆に、普通のお店がドラッグ関連で摘発された例もあり(既に閉店)、正直住民でもよく分からなかったりします。

という事で、以下は「旅行者が行くには注意すべきお店」リストです(ただし他にもあるかも知れないので、「その他の店は絶対に大丈夫」と言う意味ではないです)。

  • ゴールドレンジ サルーン (Gold Range Saloon・パブ)
  • ハーレーズ ハードロック サルーン (Harley's Hard Rock Saloon・ストリップ)(Tシャツ屋さんではないです)
  • レイバンズ パブ (Ravens Pub・ナイトクラブ)
    以上の3点は旅行者が気を付けるべきお店です。
    また、このゴールドレンジとレイバンズパブのある通り自体がもともと酔っ払いが多いので、暗くなったら通らない方が良いです。

基本的に旅行者は行きませんから、一見して旅行者と分かる人が行った場合、良くて興味本位で酔っ払いに話しかけられる。悪ければ因縁をつけられる、ケンカを売られる、怪しいもの(もしくは工芸品)をしつこく売りつけられる可能性があります。

思わぬトラブルに巻き込まれかねない場所や、夜に行ってはいけない地域

懸念されるトラブル:遭難、交通事故、水難、強盗、喧嘩、恐喝、性的暴行、麻薬法違反

(重要)オーロラ旅行者が一番注意すべきものがこれらです。よく読んでください。
他の地域でもありますが「日中は一般の人がたくさん来る普通の場所なのに、夜は危険な区域」という場所です。

通常の観光旅行なら夜に行かなければ良いだけなので問題がありませんが、
オーロラ旅行の場合前項で書いた通り
『この警戒すべき区域は街中での独自鑑賞場所と一致』
してしまう事です。
具体的には、

  • 森を抜けた高台の岩場、とか
  • 冬季凍った湖の上、とか
  • フレイムレイクトレイル(ダウンタウン―新市街間)
    などです。

まず『森を抜けた高台の岩場』ですが、
前項の通り、先住民の酒盛りの場所になっていることが多いです。麻薬取引の場所になっている場所もおそらくあります(岩場でリステリンやいろいろな缶が落ちていたら、そういう事に使われた場所です)。
そんな所に英語の堪能でない現金や転売可能な衣類や電子機器を持った旅行者が紛れ込んだら、トラブルと起こしに行っているようなものです。
実際これで犯罪が発生した場合、警察に行って最初に聞かれることは「何でそんな(危険性のある)所にわざわざ行ったの?」でしょう。

次に『凍った湖の上』
氷の上で起こりこうなことは、遭難、交通事故、水難です。

〇 遭難
これは鑑賞地でも同じですが、地理の分からない人が原野で勝手に動くのは大変に危険です。ちょっと方向を見失うと、街中の湖上でも遭難の可能性があります。

「遮る物のない湖の上で見るオーロラ」というのは幻想的なイメージがありますが、実際には一番過酷な鑑賞条件です。「谷底の吹きっ晒しに立つ」という事ですから、気を付けないとすぐに体温を奪われて思考が鈍り、低体温症で動けなくなる場合があります。そして方向を見失う→遭難となります。
「まさか?」と思う方もおられるでしょうが、カナダのスキー場でも毎年遭難者が出ます。さらに整備されていない場所なら尚更可能性が高くなります。

実際、オーロラツアーの鑑賞地でも行方不明事件はときどき発生していて、警察を呼んでの捜索騒ぎも数年に一度起きています。

〇交通事故
凍った湖の上は意外に交通量があります。スノーモービルが爆走するからです。
一応、スノーモービルが爆走するルートはある程度決まっているか、人通りのない区域です。
でも、オーロラの独自鑑賞者が行くのはその「人通りのない区域」です。

スノーモービルはかなりパワーのある乗り物で、すぐに時速100キロまで出せます。ですからヘッドライトが旅行者を捉えたときには回避不能の場合があります。
「スノーモービルがどこを通過するか」は常に把握している必要があります。

〇水難
基本的には初冬と春先に起きます。
人は氷の厚さが5センチあれば乗れると言われますが、「そっと乗ってそっと動いたら」の場合です。
毎年春先のフレイムレイクでは、地元の高校生の中には薄い氷を対岸まで歩いていくチャレンジャーがいますが、正直なはなし、毎年誰かが氷を踏み抜いています(そしてその後は誰もやらなくなる)。
大事にならないのは氷の厚さをある程度知った上で行っているからで、全く予備知識のない旅行者が行えば、すぐに踏み抜いてしまうでしょう。
救助もままならないままにすぐに低体温症を起こすので、下手をすると片足を踏み抜いたまま「氷の骸」になる可能性があります。

『ちょっと危なそうなら絶対に近づかない』これが大自然での鉄則です。

そして次項で説明しますが、その他の犯罪に巻き込まれる可能性も十分にあります。

『フレイムレイクトレイル(ダウンタウン―新市街間)』

必ず覚えください。驚くかもしれませんが事実です。
『性的暴行は、人通りの少ない時間帯のフレイムレイクトレイルで一番発生している』
私がこのページを作ってきたのはこの為です。
ここをしっかり納得してもらうために、これまでの項を作りました。

フレイムレイクトレイル について

ダウンタウン―新市街間のフレイムレイクトレイルは、通勤・通学・ジョギング路として普通に使われています。

ですが、建物からは若干距離のある森林なので、何かあっても声が届きにくいですし、誰かが潜むのにも好都合。という事で性的暴行はこの区間で集中して発生しています。
時間は深夜、朝方と、「人の通らない時間帯の日中」です。

数年前の夏季に毎月起こり、行政が「対策を取るための話し合い」を始めてちょっと落ち着きましたが、今年(2013年)の8月初旬にまた起きました。
残念ながらまたいつか起きるでしょう。仮にこの区間で対策が取られたとしても、別の地域で起きる可能性は十分にあります。

という事で現在、街の人達では
『この区域を通勤時間以外に女性が一人歩きするのは止めよう』
という動きが広がっています。
となると不審者がたくさんたむろする地域になりかねないので、残念ですが更に犯罪多発地帯になってしまう可能性が出てきました。本当に残念ですが…。

前項でも書きましたが、街中でのオーロラ独自鑑賞は、本人が知らずして犯行のきっかけになってしまう可能性を十分に抱えています。
もし独自鑑賞をおこなう方は、十分な日中のロケハンを行い、(防寒などの)装備を整えて行って下さい。

また、もし犯罪に遭ってしまった場合、必ず警察に被害届を出してください。
第二・第三の被害者発生を阻止するためですので、必ず届け出てください。


通常、観光地などではあまりこういう事をまとめた資料はありませんが、どんなところでも犯罪は発生します。
今まで「旅行者に安全な街」と言われていたイエローナイフがこれからもそうあるように、このページを作成しました。
これから旅行される方の、防犯に役立つことを願っています。

オーロラ情報局

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